エコカー用語辞典

エコカー用語辞典
エコカーに関する用語を、初心者向けに優しく・わかりやすく解説致します!
エコカー用語を学んで、エコカーライフを満喫しましょう!!
環境に優しいエコカーがより身近になります。

エコカー減税 【よみ】えこかーげんぜい
一定の基準を満たすエコカー(低公害車)に対し、自動車取得税や自動車重量税を50%~100%減免することを主とした減税策。ハイブリッドカーで電気自 動車、天然ガス自動車やクリーンディーゼル車であれば、新車購入の際の取得税・重量税が100%免除されるほか、普通のガソリン車でも、燃費性能や排出ガ スのクリーン度に応じて、取得税・重量税につき75%、50%の2段階の減税措置を受けられる。なお、既に購入済みの車両についても、次回車検時にかかる 重量税が減免される。期間は2009年4月からの3年間。

ハイブリッド車  【よみ】はいぶりっどしゃ
ハイブリッド車とは、従来のガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた車のこと。走行の状況に応じてガソリンエンジンと電気モーターを作動させること で、通常のガソリンエンジンよりも燃費効率が良く、また有害な排気ガスの排出を抑えることができる。電気自動車と違って、走行中に発電するため、充電のた めの新たなインフラの整備は必要ない。97年末に、トヨタ自動車が世界初となる量産型ハイブリッド車「プリウス」を発売し、次いで各自動車メーカーからハ イブリッドシステムを搭載した車が発売されている。

燃料電池車  【よみ】ねんりょうでんちしゃ
燃料電池車とは、燃料電池(フューエルセル)をエネルギー源として走る電気自動車のこと。気体の水素と酸素を化合させて電気を作る燃料電池を自動車の動力 源とすることで、二酸化炭素などの温暖化ガスや窒素酸化物などの大気汚染物質の排出を大幅に抑えることができるため、究極のクリーン・カーとして期待を集 めている。トヨタ自動車、次いでホンダが世界に先駆けて商品化に成功し、各自動車メーカー間で量産化に向けた開発競争が加熱化している。EUでは CUTE(Clean Urban Transport of Europe)プロジェクト、アメリカでは燃料電池推進計画「フリーダムカー」構想、日本では経済産業省の実施するJHFCプロジェクトとして、国家レベ ルで燃料電池車の開発と導入が支援されている。

メタノール車  【よみ】めたのーるしゃ
メタノール車とは、ガソリンの代わりにメタノール(メチルアルコール)を燃料にして動く自動車のこと。窒素酸化物をはじめとする排気ガスを削減することが でき、価格もガソリンや軽油などの石油系燃料と比べて安価なため、石油に代わる新燃料のひとつとして実用化に向けて研究開発が進められている。メタノール は燃料電池車の燃料としても注目されている。