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三菱「コルト」など古い車種が人気　エコカー減税で復活

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091003/biz0910031637031-n1.htm

2009.10.3 16:36

エコカー減税などを追い風に販売好調な三菱自動車の「コルト」

　エコカー減税や顧客の節約志向を追い風に、６～７年前に発売された車種が好調。値引きがしやすく、減税対象ならさらに割安感が強まるからだ。新型車と同程度の低燃費車もあり、再び人気を集めている。

　三菱自動車が平成１４年に発売した小型車「コルト」は、８月の国内販売台数が前年同月比６７．２％増の１８６８台。１５年発売のトヨタ自動車の小型ミニバン「シエンタ」も１９．６％増の２４４０台と好調。

　コルトは三菱の販売台数（８月、軽除く）に占める割合が４割以上。４～６年ごとに全面改良される車種が多い中、約７年間全面改良されずに売られている。主力モデルの燃費性能はガソリン１リットル当たり２１．０キロと最新のライバル車と同水準で「お買い得」。最も安い車種の「リミテッド」は９９万８０００円と軽自動車並みの価格で、顧客の節約志向をとらえた格好だ。